電撃解散
2026.01.21
首相の解散宣言は通常国会の冒頭との見方が有力で、与野党とも大騒ぎです。
マスコミはもちろん、ネット上でも解散自体が「可能性はある」という程度だったので、報道各社も「寝耳に水」の騒ぎになっています。
マスコミやSNSでは、麻生副総裁ら自民党幹部が「何も聞いていなかったと不満を漏らしている」との報道が散見されますが、本人の声ではありません。
私は、明確な根拠がない話は無視することにしています。
高市首相は70%前後の高支持率ですが、世論調査の結果だけで政権運営が楽にできるというわけではありません。
現在の自民党議員は、前回選挙の当選者であり、創価学会票の恩恵を受けた議員もかなりいます。
要するに、高市首相に恩義を感じている議員は皆無であり、少数与党という弱みも抱えたままです。
この状況を打破することは、首相就任時から狙っていたことです。
「新年度予算を成立させることが先だ」の声がマスコミにもありますが、そうは思いません。
第一に、現在執行中の2025年度予算は石破内閣が成立させた予算であり、新年度予算は予算の継続性という意味から劇的に変えることは難しいという制約があります。
第二に、現在の衆院予算員会の委員長が立憲民主党の安住氏という懸念にあります。
衆院の勢力図は、自民199に対し立憲民主党148と大きな差はなく、維新と組んで過半数ギリギリと言う綱渡り状態です。
国会で野党が妨害工作に出ることは必然で、審議は進まず予算の年度内成立ができなければ「首相の指導力不足」として、与党内からも批判が出るでしょう。
さらに、中国との軋轢が深まる中、外交においての強いリーダーシップが必要です。
高市首相の性格を考えれば、手をこまねくことはせず、与党内を含めて衆院の構成を変えることに踏み切るのは当然だと言えます。
いま、一番焦っているのは立憲民主党です。
現有の148議席の確保などできるはずもなく、100を割ることは必然で、下手をすれば50程度の壊滅的な惨敗になるかもしれません。
大慌てで公明党に連携を呼びかけ、「創価学会票を・・」とお願いする始末です。
また、国民民主党が連立に加わるのではとの噂に、連合の吉野会長が「与党になびくことは許さん」と息巻いていますが、同党が立憲民主党と組むことのほうが非現実的です。
玉木・榛葉コンビの行方にも注目しています。
一方、自民党と連立を組んでいる日本維新の会の吉村代表は、記者団から「自民党と競合する選挙区では調整を行うのか?」との質問に対し、「しない。それぞれが戦えば良い」と明言しました。
時間が無いこともありますが、この答えが憲政の王道です。
議員を選ぶのは、我々国民であり、その選択の前に党利党略で調整をする考えは間違っています。
さて、どのような結果が出るでしょうか。
私個人としては「面白くなってきたな!」の気持ちです。

