中国との付き合い方

2026.02.16


高市首相圧勝の選挙結果について、中国は茫然としているようです。
もちろん、日本非難を止めることはありませんが、どこか元気がありません。
中には「中国は正当な態度で日本に接してきてやったのに。日本国民を教育しなければならない」と、相変わらずの上から目線の声もありますが、ほとんどピント外れです。
 
そんな中、14日に大阪道頓堀で起きた殺傷事件に対して、中国は日本への渡航自粛を呼びかけました。てっきり犠牲者の中に中国から観光客でもいたのかと思いましたが、そんなことはなく、呆れました。
日本非難のネタも尽きたのかなと思うだけです。
 
選挙報道に隠れて報道が減っていますが、今の中国の政治はそうとうに混乱しています。
少し前、人民解放軍のNo.2(No.1は習近平なので、制服組トップ)の張友経氏が失脚しましたが、
同氏は習氏とは幼馴染の盟友なので、衝撃が走りました。
中国なので、もちろん真相は不明です。
表向きは「不正が発覚した」ということのようですが、誰も信じてはいません。
その同氏が失脚直前に残したとされる「習近平氏への公開書簡」が密かに出回り、大きな衝撃を与えているようです。
張氏が死を覚悟して綴ったその内容は、「共産党の一党支配が、習近平の一人支配に成り下がった」という痛烈な批判でした。
その中で彼はこう言っています。「軍がシミュレーションした結果、台湾侵攻は中国側の惨敗に終わる」
そして、人民解放軍を自分の私兵として扱い、戦争を熱望する習氏に対して、「軍は国と国民を守るためのものであり、他国を攻めるためのものではない」と説いています。
さらに、「どんどんと北朝鮮化する国への直言が許されず、抹殺される組織には未来はありません」とまで書いています。
 
習近平独裁が尽き進む中国の暴走を止めるには、このような内部の“良識”が結集できるかにかかっていますが、実態は悲観的にならざるを得ません。
ということは、日本は「台湾進攻はあり得る」として備えることが急務ということです。
 
一方、韓国政府は、表向きは高市首相に対し祝辞を送っていますが、政権を支える左派勢力は「日本が軍国主義に傾くことを阻止せよ」と相変わらずです。
つまり、両国とも「日本は、これまでのように大人しくしていろ」と言いたいようです。
 
しかし、今回の選挙結果で示された日本国民の意志は、両国の姿勢を明確に否定したことになります。
特に、若者の多くは、高市首相を支持しました。
ならば、高市首相が取るべき道は明白です。
中国の脅迫や韓国の非難に迎合するのではなく、民主主義の独立国家としての姿勢を内外に示し、実効ある抑止力を強化することです。
残念ですが、言葉だけで平和は来ません。
 
もう1回飛ばしますが、次回、改めて台湾の歴史を掘り下げて解説したいと思います。