選挙結果に思う
2026.02.16
2月8日の選挙における中道の議席予想について、1月15日号でこう書きました。
「100を割ることは必然で、下手をすれば50程度の壊滅的な惨敗になるかも・・」
この予測が1議席だけ外れました(笑)。
一方の自民党は316議席、与党全体では352というとんでもない議席数になりました。
しかも、「こんなに勝つとは・・」の比例候補数不足で、同党は14議席を逃しました。
こうした失態がなければ、330議席(与党で366議席)という、さらに“とんでもない”数字なのです。
中道は、この自民党の”おこぼれ”を6つ得てなお49ですから、真の民意は43議席だったわけです。
その反面、比例上位を独占した公明党は、28議席と議席を4つ増やしました。
そうすると、中道の中の立憲民主党は、わずか15議席という計算になります。
この数字は、遠からず消滅する危険のある「絶滅危惧種」となる数字です。
同党は、かつて村山総理を擁しながら、今やゾンビ状態の「社民党」の後を追うのではないでしょうか。
また、新種なのに早くも消えゆく「れいわ新選組」も、自民党の”おこぼれ”の1議席という惨敗。
中道やれいわ新選組は、国民(特に若者)の民意と時代の流れをまったく理解しないまま選挙戦に入ってしまいました。
高市首相への攻撃(それも、批判というより“中傷”)を前面に出す幼稚な戦略に終始しました。
ところが両党とも、こうした反省はまったくなく、「国民が高市首相に騙された結果だ」の呆れた結論を出しています。
そうした「反省しない」代表ともいえる岡田克也氏の以下の発言がすべてです。
「高市人気に引っ張られた。(中略)まんまと国民は乗せられてしまった。後々後悔する場面が出てくると思う」
この言葉を聞いたとき、思わず怒りがこみ上げてきました。
つまり、この言葉の真意は「国民はバカなんだ。そのうち反省するに決まっている」ということですから。
「不遜極まりない」という言葉を岡田氏には投げかけたいです。
と思ったところで「わが社も同じでは?」と考え、背筋が寒くなりました。
役員会でこのことを話し、社員たちの感性や考えをもっと尊重しようと思いました。
かなり驚いたのは、「チームみらい」です。
泡沫政党と見ていたのですが、2桁に届きました。
若者が、結構、同党を評価していたので、選挙戦中盤では「5ぐらいは・・」と思い始めましたが、それを遥かに超える結果でした。
同党を「唯一、消費税減税を掲げない、ある意味“勇気ある政党”」と注目はしていましたが。
こうした現象も、新時代の幕開けを象徴することなんだなと思いました。
選挙結果について、左派系マスコミが以下の記事を掲載しました。
『もともと今回の総選挙は国民に何を問うためのものかが判然としなかったが、「争点となるべきもの」を「争点から事実上除外した」という意味では大きな問題だ。いかなる政策を行うかというよりは、政権を維持できるかどうかが優先されたと考えざるをえない。「争点なき総選挙」が問題であるのは間違いないことであるが、それより大きな問題は消費税減税が物価高対策として本当に望ましいかどうかである。新型コロナウイルスの感染拡大による経済停滞から脱却するため、ヨーロッパ各国では付加価値税(VAT)の減税が行われた。(以下略)』
今回の解散には、たしかに、そうした側面があることは否定しません。
だけど、この記事の論調は本筋から外れています。
そもそも、衆議院議員選挙は政権選択の選挙であり、高市首相はその信を問うたわけです。
そして、国民は結論を出したわけです。
そうした国民の姿勢を非難するかのようなマスコミの“驕り姿勢”こそ問題だと思います。

