選挙の季節

2025.05.19


今夏には参議院選挙が行われますが、東京では、その前に都議会議員選挙が行われます。
弊社の本社がある浅草は、まもなく「三社祭」という地区最大のお祭り一色となります。
選挙も一種の祭り(?)ですから、「今年は、祭りの3連荘だね」などと話しています。
 
日本の現状は、そんな“のんき”なことを言っていられる状況ではないのですが、参院選は石破内閣が倒れることに繋がる選挙になるかもしれません。
自公与党が敗北することになれば、早期の衆院解散が現実となる公算が強くなり、政権が持たないことは確実です。
その前哨戦としての都議会議員選挙にも関心が集まるのは当然です。
選挙戦の様子などを、本メルマガでお知らせしたいと考えています。
 
今の自民党は芯から腐ってしまっています。
そこを狙って、ハイエナのように新党が生まれています。
どこからカネが出るのかは分かりませんが、こうした新党が候補者を出し乱立状態になりそうな気配もします。
しかし、共倒れ続出で、結局与党候補が生き残ってしまう可能性も大きいとみています。
つまり、「腐っても鯛」という結果になるということです。
「それじゃー、つまんねえだろう」と言われれば、たしかにそうですが、そのくらい先が読めないということです。
 
一時期、「103万円の壁問題」の提起などで話題の中心になった国民民主党も、最近は話題になることも少なくなり、埋没している感があります。
玉木党首の個人問題の件以来、榛葉幹事長との距離感も微妙となり、勢いが失速しています。
もともと存在感が薄くなる一方の立憲民主党は、ますます薄くなり、分裂することが時間の問題のように思えます。
終始一貫、姿勢が変わらないのが日本共産党ですが、同党のじり貧傾向が止まることはなく、団塊の世代がいなくなる頃に消えていくのではないでしょうか。
 
日本において、こうした政治の不毛状態をもたらしている最大の責任者は、自民党でもなく野党でもなく、まして石破首相でもなく、有権者たる我々国民です。
とりわけ若い人たちの無関心、無気力は深刻です。
こんなことを言うと、「うるさい年寄りだ」と言われるでしょうし、「そもそも、あんたら団塊の世代が、こんな日本にしたんじゃないか」と批判されるのは当然です。
でも、そんなことを言っても若い方たちの未来は開けません。
一つぐらいは年寄りの言うことを聞いて、選挙に足を運びませんか。
万が一ですが、投票率が70%、80%になったら、日本は劇的に変わること、確実です。
 
ということで、私も、これからの選挙に一票を投ずるだけでなく、「選挙に行こう」運動をやっていこうと思っています。
読者のみなさん、「選挙に行きましょう」