韓国は狂ってしまったのか?(3)

2020.09.01

自殺した朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長のセクハラ疑惑をもみ消そうと、韓国政府・与党は必死になっています。
それでも、後から後から同種の疑惑が湧いてきて、政権・与党は火消しに大わらわです。
しかし、こうした事態に陥るのは意外でも何でもありません。
極左的な政権が当然のごとく陥る“いつもの”光景です。
極左と言いましたが、極右でも同じです。
極端な思想集団は、必ず、暴力とセックスに染まっていきます。
戦前のナチスや日本の特高警察、戦後のソ連や文化大革命時の中国、アフリカや中東などの独裁国家、日本の連合赤軍、オウム真理教・・、例を上げれば切りがありません。
 
もう50年近く前になりますが、8人の女性を強姦殺人した大久保清という連続殺人鬼がいました。
彼は、死刑になる前、こんな発言をしていました。
「最初のうちは女性を襲うことに快感を覚えたが、そのうち、殺すほうに、より快感を覚えた」。
そう、暴力とセックスは同根の意識による行為です。
大脳生理学では、暴力もセックスも、人間の原始的な脳の中から生ずる生存本能による衝動と言われています。
 
韓国の政府・与党の今の姿は、「狂ってる」というより、こうした原始的本能に動かされているといったほうが合っているように思います。
それは、幹部の多くが学生運動や労働運動家あがりという出自を考えれば明らかです。
一方的で極端な思想の中に身を置き、それ以外の思想があることを決して認めない半生を送ってきたことで、こうした原始的本能だけの人間になってしまうのです。
 
さすがに、韓国民もこうした政府・与党を「異常」と思い始めたのか、支持率が急落しています。
焦った文政権は、ケチが付いた慰安婦に代わって、徴用工の反日看板を前面に出してきていますが、ウソで固めた、この看板は、慰安婦ほどには効果がないようです。
 
それでも、日本への恨みしか教えない反日教育が続く限り、この隣国との和解の日は来ないでしょう。
残念ですが、日本人は、その現実を受け入れるしかないのです。