韓国は狂ってしまったのか?(1)

2020.08.03

「やはり」というべきか、韓国の文政権は常軌を逸してきました。
あれほど持ち上げてきた元慰安婦の女性を、一転してボケ老人扱いする姿は醜い限りです。
コロナウィルス対策を自画自賛していましたが、慰安婦問題の虚構の一端があぶり出されてきて右往左往です。
学生運動や労働運動出身の偏った思想の持ち主が政権の中枢を占めているのですから当然の姿といえます。
このような政党に絶対多数を与えてしまったことを韓国民はどう思っているのでしょうか。
 
日本による半導体材料の輸出許可の厳格化に対しても、「5月末で解除」などと手前勝手に主張し、日本が動かないとWTOへの提訴とGSOMIAの破棄というワンパターンの芸の無さです。
その幼稚さに呆れるばかりですが、どうやら韓国がこだわっているのは、半導体材料より「ホワイト国への復帰」のようです。
半導体材料は許可を取ればOKなので、実際は輸出されていて、実害はほとんどありません。
それを韓国は「自国で調達できている」と強弁しています。
しかし、ホワイト国の問題は、貿易全体に影響します。
このままでいると、韓国は常に日本の貿易規制に怯えることとなります。
ホワイト国に戻れないことで、反日も「おっかなびっくり」状態が続いてしまうのです。
そうなると、国民の不満を反日に向けることにも「へっぴり腰」になってしまいます。
元徴用工問題の現金化に着手できないのも、こうした日本の反撃が怖いからです。
だから、幼稚な外交手段で日本が門戸を開いてくれるのを待つしかないのが実態です。
 
もっとも、破れかぶれになって現金化を実行する可能性はあります。
そうなったら、日本はただちに金融制裁を含む全面的な制裁を課すだけです。
その意思が強いことを、公式、非公式に伝え続けることです。
 
また、最近の北朝鮮の異様に見える言動は、「韓国は頼りにならん」とのメッセージだと受け止めるべきでしょう。
北朝鮮は追い詰められています。
その突破口を韓国に求めているのですが、言葉だけで動けない韓国に不満は頂点にきています。
金正恩の妹の咆哮は文大統領に向けられたものです。
「てめえ、あん時の約束を果たせよ」・・とです。
 
韓国民は、こうした現状を冷静に自覚し、感情ではなく理性で政治を動かすことを学ばなければなりません。
まあ、日本も偉そうなことは言えませんが、それでも国民は安倍劇場の舞台裏に気付いてきています。
その点は、韓国よりはマシかもしれません。
もっとも次の政権がどうなるかですが・・