日本の将来は暗い? 1
2013.12.30
景気は回復傾向にありますが、我々が忘れてはならないことがあります。
それは、「日本が衰退の方向に向かっているという事実」です。
人口減⇒経済衰退という図式は、古今東西、普遍的な原則です。
これを乗り越えた国はありません。
ゆえに、アベノミクス効果や東京五輪で一時的に景気が上がっても、人口減が続く限り日本は衰退していきます。
国民は、この事実に真正面から立ち向かっていかなければならないのです。
しかし、アベノミクスへの過剰な期待や中韓との軋轢が日本の未来に影を落としつつあります。
それは、「日本が衰退の方向に向かっているという事実」です。
人口減⇒経済衰退という図式は、古今東西、普遍的な原則です。
これを乗り越えた国はありません。
ゆえに、アベノミクス効果や東京五輪で一時的に景気が上がっても、人口減が続く限り日本は衰退していきます。
国民は、この事実に真正面から立ち向かっていかなければならないのです。
しかし、アベノミクスへの過剰な期待や中韓との軋轢が日本の未来に影を落としつつあります。
では、この「影」とは何でしょうか。
それは「現実逃避」です。
中国、韓国は、富の分配に有効な策がなく、国民の所得格差が急拡大しています。
そして、そのはけ口として、「外に敵を作る」という伝統的手段を採っています。
これが、昨今の「日本叩き」であることは、読者のみなさまがご存知のとおりです。
そして、これが中韓両国の「現実逃避」であることもお分かりと思います。
しかし、我々は両国をあざ笑うことが出来るのでしょうか。
日本国民として胸に手を当てて考えて欲しいのです。
日本も「同じ愚(現実逃避)を犯しつつあるのではないか」ということをです。
今、「他国を見下し、いかに日本が優れているか」の類(たぐい)の本が売れています。
ネットの世界だけでなく、一般マスコミまでが、「日中、もし戦わば」みたいな記事を掲げる、この現状もまた、「現実逃避」と言えるのではないでしょうか。
日本としては、根幹の問題を認識し、未来に繋がる解答を見出していくことが必要です。
でも、「それじゃ、わからん!」とお叱りを受けそうですね。
では、もう少し・・
例えば、人口減を食い止めるために移民を受け入れるか、あるいは小国となってもモナコのような金持ち国家を目指すのか、のような選択が根幹の問題といえます。
そう考えれば、いくらでも問題は見えてきます。
来年は、本メルマガで、そんな具体的問題を論じていきます。
そうして、日本の将来を明るく捉えていきたいと思っています。